卒業証書幕の生地の種類について

卒業証書幕や入学証明書幕、卒園証書幕については、日々当社へ多くのお問合せをいただきます。

その中で頻繁にいただく内容は...

「サイト内の説明に”使用されている生地はトロマット”とありますが、他の生地はないのですか?」

結論から申し上げますと、トロマット以外の生地でも製作は可能です。

しかし。

当社では、圧倒的に「トロマット」を推奨しております

「トロマット」とは?

トロマットとは、テーブルクロスなどでも使用される、軽くてシワになりづらく、また印刷した際に発色が良くマットな質感で、比較的丈夫な生地素材です。
当社の卒業証書幕で、横幅3m×高さ2mのサイズでも総重量1Kg弱程度と軽量。女性の方でも比較的楽に取り付けることが出来ます。また柔らかい素材なので、使用しない期間は小さく畳んで収納が可能です。前述の横幅3m×高さ2mのサイズであれば、A4サイズまで畳むことが出来ます。

卒業証書幕の素材はトロマット(化学繊維)です。柔らかい素材なので折りたたんで、コンパクトに収納が可能です。
卒業証書 A4サイズにたためます

また、卒業証書幕をはじめとする、本サイト内で紹介している幕に関しては、全て防炎加工を施しています。特にこの卒業証書幕や卒園証書幕、入学証明書は、使用される場所が主に学校内や園内です。 屋外の校庭で使用する場合でも、屋内の体育館や教室で使用される場合でも、火災の心配が全くないとは言い切れません。 万が一。 万が一、撮影を楽しんている最中に、何かの拍子に火がついてしまったら...想像するだけでも恐ろしいですよね。そのような「万が一」に備えて、もし卒業証書幕に火がついてしまっても、燃え広がらずに、炭状になってポロポロと燃えカスが落ちるだけの仕様が「防炎加工」です。

一方のデメリットとしては、このトロマットは防水加工を施していない為、雨天でのご使用は適していません。

耐水性は?

繰り返しになりますが、本卒業証書幕はなるべく水に濡らさないようにしてください。

したがって、洗濯もおススメしません。なぜなら...印刷方法の特性で、洗濯してしまうと色落ちする可能性があるからです。また、本卒業証書幕は、前述の通り「防炎加工」を施しています。この加工は、洗濯してしまうとその効力がなくなってしまいます。

「では、雨が降ったら使えないの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

そうです。雨が降っている、または降りそうな場合は使用は避けてください。

...でも、よーく考えてみてください。
雨の中で傘をさしながら卒業式の記念撮影するよりも、体育館や教室などの屋内で、気分よく記念撮影する方が、断然いいお写真が撮れるような気がしませんか? ですので、卒業証書幕を飾る場所は、前もって「雨が降った場合の場所は?」を想定するのも必要かもしれません。

耐久性は?

本卒業証書幕の耐久性はおおよそ10年程

これは、保存状態や使用頻度にもよりますが、卒業証書幕を使用するのは恐らく年に1度程度。またデザインの特性上、皆さま大切に取り扱っていただけるかと思いますので、場合によっては10年以上使用が出来るかもしれません。 また保存の方法としては、大切な衣類を保管する方法と同じ。砂埃などついてしまった場合はきれい払って、防虫剤などを入れた缶に丁寧に畳んで保管してください。

他の生地は何がありますか?

例えば...幕を作る際、屋外で使用される際に用いられる素材は「ターポリン」という生地。

よく街中でみられるものだと、店頭に飾られているタペストリーや商店街に掲示されているフラッグ、工事現場の壁面に掲げられている横断幕等、長期間にわたって屋外で掲示される場合に使用されることが多いです。
しっかりした丈夫な生地で水を弾くため、雨天でも水が浸透することなく、強度も高い為、継続して使用が可能です。また、元々防炎仕様の素材なので、後から防炎加工を施す必要がないのもひとつのメリットです。

ただ、最大のデメリットは重いこと。当社の卒業証書幕の横幅3m×高さ2mのサイズの場合、ターポリンだと約3.7Kgほど
トロマット素材の約3.7倍の重さがあります。 2Lのペットボトル約2本分です。 ペットボトルならサイズが小さいので頭より上に持ち上げても比較的扱いやすいですが、この卒業証書幕のサイズのものを頭より上の高さに掲げて取り付けるのは、少々苦労することが想像できます。また、生地の特性で長期間使用していると、生地の端がカールしてきてしまうこともあります。

では。ここからは、なぜ当社ではトロマットを推奨するのかをご説明しますね。

当社が卒業証書幕などの各種記念幕に「トロマット」を推奨する理由

当社は、この卒業証書幕を製作し始めた当初から、断然この「トロマット」を推奨しています。

なぜなら...

  • 断然軽い
  • 写真映えが良い
  • 生地が柔らかい

理由その1 : 「断然軽い」
上記でもご説明いたしましたが、トロマットは重量が断然軽いのです。軽いからと言って、強度がないわけではなくしっかりしている生地です。卒業式の準備でお忙しい中、 PTA役員の方がお一人で卒業証書幕を掲示するにも、簡単に取り付けが可能です。

理由その2: 「写真映えが良い」
このトロマットは、印刷した際に発色がよく、また素材のツヤがないマットで落ち着いた質感です。校庭や体育館などで撮影される際、太陽光や蛍光灯の光を反射することがない為、写真撮影の際、卒業証書のデザインもきれいに写ります。

理由その3:「生地が柔らかい」
このトロマットの特徴でもある生地が柔らかさ。生地が柔らかいことで、屋外で撮影の際、風が吹いても幕がしなやかに膨らみます。またサッカーゴールやポールに取り付けていて風が吹いても、全面に風を受けた影響で、サッカーゴールごと倒れる心配もあまりありません。

上記の理由から、当社では

圧倒的に トロマット を おススメ致します。

大事なことなので、2度言いました。

ここまで当社が卒業証書幕の生地を「トロマット」でご推奨する理由をご説明いたしました。

この他、何か疑問やご質問がございましたら、お気軽にお問合せください。

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