アイロン掛けのススメ

アイロンがけでシワをのばして、きれいに使いましょう♪

卒業証書幕をはじめとする記念幕は、「トロマット」という生地で製作されています。この生地はシワになりにくく、軽量なのが特徴です。

軽いシワであれば、使用する数日前に広げて掲示しておけば伸びていきます。しかし、畳んだ状態で長期間保存しているとやはり折りジワがついてしまったり、保存方法によっていは畳んでいた四隅にシワがはいってしまい、数日では伸び切らない場合があります。

対策としては、使用当日の取付の際に四隅をヒモで括り付ける時に生地をひっぱり気味に取り付ければ、あまり気にならなくはなります。

でも、やはり折角の記念写真ですのでキレイな状態で撮影したいですよね♪

そこで、ここでは「卒業証書幕や記念幕のアイロン掛け」についてお話致します。

まずは事前準備です。

幕の印刷面を裏にして
アイロン台もしくは段ボールやバスタオルなどを下に敷いてください。

アイロン台または段ボールなどを幕の下に敷いてください
当社にアイロン台が無かったので、段ボールで代用しました

印刷面を下側にして、印刷されていない面を上にて、あて布をしてアイロンをかけ始めます。

印刷面を下側にしてアイロンをかけてください

この時、以下の点に注意してください。

・アイロンをかける時は一箇所固定するのではなく、動かしながらまんべんなくかけてください。

・アイロン設定温度は、アイロンの設定は中~低 (80~160℃)で使用してください。
高温で使用し続けると、インクが溶けてしまう可能性があります。

まんべんなく、動かしながらシワを伸ばしてください

注意

アイロンのご使用中、アイロンをかけた直後は、アイロンや幕が高温のためにやけどケガを負う危険性がありますので、特に小さいお子様が触れないよう十分ご注意ください。

アイロンをかけた直後は、幕の表面が熱くなっています。やけどケガの恐れやインクの色移りが起きる可能性がありますので、冷めてから取り扱ってください。

アイロンがけの後は、たたまずに当日まで広げたまま吊るしておくと細かいシワも伸びてきます。

仕上がりはこうなりました!

約2か月間たたんだまま保管した状態 折りたたんでいた角にシワが出来ています
広げて吊るしておいた2週間後 若干シワが伸びたが、まだ残っています
アイロンを掛けました きれいにシワも伸びています
アイロンを掛けました きれいにシワも伸びています

畳んだまま保管している状態より、広げて吊るしておいた方が若干シワは伸びます。しかし、アイロンをかけることできれいにシワも伸びました。

卒業式や、卒園式、入学式など、ご使用の前には是非アイロン掛けをチャレンジしてみてください!